新型コロナウイルス感染への不安から、全国的に予防接種率が低下していると言われています。
ただ、赤ちゃんの予防接種時期が遅れてしまうと、その分免疫がつくのが遅れてリスクが高まりますので、予定どおり予防接種を受けることをおすすめします。
なおご来院の際は、付き添いの方もご自宅で熱を測っていただき、マスク着用のうえお越しください。
細菌やウィルスによって様々な感染症が引き起こされますが、そのような感染症からワクチンがお子さんを守ってくれます。
お子さんは免疫が未発達で感染症にかかりやすいため、ワクチンによる予防接種は小さなお子さんにとって特に大切です。
予防接種を受ける時期はワクチンごとに決まっていて、生後2か月~小学校6年生頃までに特に集中しています。
お子さんが産まれてから、すぐに予防接種のスケジュールを立てることで、ワクチンの接種漏れや、誤接種のリスクを減らすことができます。
当産院では、産後すぐからの予防接種のご相談にも承りますので、ご不安な方はぜひスタッフまでお声掛けください。
定期接種と呼ばれる予防接種は、公費により無料で受けられます。
インフルエンザワクチンなどの任意接種については、原則全額を自己負担いただくことになります。
定期接種と任意接種について、詳しくは下の"予防接種一覧"をご覧ください。
たとえばお子さんが“はしか(麻しん)”に自然感染すると、お子さんの体には“はしか(麻しん)”に対する免疫ができます。
こうして免疫が作られると、これ以降“はしか(麻しん)”にかかるリスクを大きく下げることができます。
ワクチン接種はこの免疫が作られる仕組みを利用したものです。
ワクチンを接種すると体内に免疫が作られ、その後の自然感染のリスクを大きく減らすことができます。
感染リスクを下げるだけでなく、自然感染と比べ重症化するリスクや他人へ感染するリスクがほとんどなく、安全面で大きなメリットがあります。
※①接種費用については当産院までお問い合わせください。
※②自治体によっては公費で助成が出る場合があります。詳細は各自治体までお問い合わせください。
下のリンク先の、NPO法人VPDさんのサイトにある予防接種スケジュールをご覧ください。
当産院では複数のワクチンを同時に接種する方法で予防接種を行っています。
同時接種のメリットとして、お子さんが早期に必要な免疫を獲得できる、接種のための来院回数が少なくなることで経済的・時間的負担が軽減されることなどがあげられます。
日本小児科学会によれば、諸外国では同時接種は一般的に行われている医療行為であり、同時接種でワクチンの効果が減少することはなく、また副作用の発生頻度が上がることも無いことが指摘されています。
※同時接種についてより詳しく知りたい方はこちらのページの「日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方」をご覧ください。
開院後にお問い合わせください。
診察券、保険証、医療受給券、母子手帳、各予防接種の予診票
※ご自宅にてお熱を測っていただき、熱が無いことを確認してからご来院ください。
※予防接種は完全予約制となっております。ご予約をいただいてからワクチンの準備をいたしますので、必ず1週間前までにご予約ください。予約の際はWeb予約またはお電話どちらからも承ります。
※「当産院の予防接種について」に記載されている接種スケジュールをご覧いただきアルファベットのセット名でご予約ください。
※ご予約の際は、お子さまの診察券番号でご予約ください。
接種後30分以内に、アレルギー反応などが出ないか注意して様子を見てあげてください。
当日は激しい運動は控えていただきますが、入浴を含む普段通りの生活をしていただいて構いません。
接種後1か月以内に感染症、発熱、下痢などが見られる場合には当産院までお電話ください。